2017/11/01

放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク(宮城)より/11/11 学習交流会のご案内

 (『放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク』より11月学習交流会のご案内をいただきました。対策に及び腰な宮城県内にあって、事故による放射性物質の影響も色濃く残る中、市民団体が学校等への対応から処分場への疑問・反対まで、粘り強く向き合ってきています。大谷尚子先生の保健室をめぐる子どもを守る取組みには、「こんなところにも頑張っている先生たちがいる!」と勇気をもらいます。ぜひご参加ください。 子ども全国ネット)


東京電力福島第1原発事故後、放射能汚染物質対処特別措置法(特措法)の政令で、8000ベクレル/kgを下回れば焼却・埋立が可能とされました。さらに今後、国は、放射能汚染物を全国の公共事業に再利用し、国民に放射能被ばくを強要しようとしています。事故処理に数十年~百年超も要する福島原発事故現場周辺は、未だに「原子力緊急事態宣言」が解除されておらず、「公衆の被ばく限度である年間1ミリシーベルト」の20倍(年間20ミリシーベルト)への帰還政策が復興政策の名のもとに強要されています。

私たちは、放射性廃棄物処理問題を含む福島原発事故政策の全面的再構築を、被害者(被災者)の権利確立と人間の尊厳を守る、立場に立って早急に行われることを求めます。そして、特措法を廃止し「放射能汚染防止法」制定など法整備の議論を積み重ね、整理し、その中から解決への方向性を見出します。

11月学習交流会(11/11(土))は、午後2時~4時半、栗原市市民活動支援センターで「3.11後の子どもと健康―学校保健室と地域に何ができるか」というタイトルで、大谷尚子さんの講演を行います。健康調査等の必要性を確認していきます。

また、お知らせと別に放射性廃棄物処理に関して、面白くて分かりやすい内容の「バッグフィルター集じん率99.9%のウソをあばく」(フクロウチャンネル 約1時間)を拡散させていただきます。
https://twitcasting.tv/fukuroufoe_tv/movie/413850382 
以下のファイルをプリントアウトし見ながら視聴することをお勧めします。)
https://drive.google.com/a/kodomozenkoku.com/file/d/0Bz0ZhRT8xx3-MHVLOHlqT1JlLVk/view?usp=sharing















この学習交流会は、基本的には、何かを決定する場ではありません。一人一人が、話したいと思うことを、自由に、活発に出し合い、耳を傾けます。その中から、その人―個人と、関係する組織・団体・グループなどがあれば、そこでの方向性が出せればと考えています。


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